「好きなことしか本気になれない。」が教えてくれる大切な自身の価値観と感性に根ざす在り方とは

人生に完全な正解は存在しません。
残念ながら、これがこの世の真実です。

それでも我々は生きていかなければなりません。
正解がないと悲嘆する暇もないほどに、世界は回転を速めています。

ここで、発想の逆転。
わからないままに決めてきた選択を、自らの手で正解にしてしまいましょう。
そうすれば、誰にも文句は言えないはずです。

正解にするためには、一生懸命頑張らなければなりません。
ではどうしたら頑張れるのか、考えて見ると答えはカンタン。
自分が好きなこと、やりたいことなら頑張れるのではないでしょうか。

今回紹介するのは、そんな「好き嫌い」こそが大切と述べた人の著作です。
本記事では、自分の気持ちや価値観の強さを確信させてくれる、そんな一冊を解説します。

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「東京ひとり勝ち」を脱して生き残れ!「地方都市の持続可能性-「東京ひとり勝ち」を超えて」が考える都市の価値とは

人口減少社会の到来を目前に控える現代日本。
それでいながら、東京及びその近辺地域に限っては人口増加の一途をたどっています。

増える都市あれば、減る都市あり。
対の関係にあたる両者ですが、増える都市と減る都市の数のバランスはとれていません。

このいびつなバランス関係は、双方に問題を引き起こします。
今後都市は、いずれの側も共に潰れてしまうこととなるでしょう。

最悪の事態を避けるため、各都市はこぞって生存戦略に取り組みます。
このとき、都市に求められているもの、それこそが都市の価値なのです。

本記事は、我が国の都市の現状と今後に対する助言を与える本を、ご紹介します。

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コンビニに希望と救いを与えられた女性の選ぶ人生は?「コンビニ人間」

文学賞の中でも知名度が高い芥川賞・直木賞に選ばれた小説は、一気に有名になり売り上げが伸びます。2016年に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」も、受賞したことでベストセラーになりました。

コンビニ+人間のシンプルな言葉も、合体し、「コンビニ人間」になると不思議とインパクトが増し、どんな話なのか?と、つい興味がそそられます。
コンビニで働く30代の女性の日常がメインの作品は、読むと中々の問題作です。

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3人の女性に教えられ最後に少女が見つけた幸せは何?「また、同じ夢を見ていた」

Web小説から書籍化された「君の膵臓を食べたい」は、切ない青春ストーリーとして大ヒットしました。映画化されたので、タイトルを知っている人もいるでしょう。

著者の住野よるさんが「君の膵臓を食べたい」の次に出版した2作目を、今回はご紹介したいと思います。ご紹介する本は「また、同じ夢を見ていた」というタイトルで、人付き合いの下手な少女が3人の女性たちとの出会いを通し「幸せ」について考える物語です。

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彼女の歩んだ人生は本当に正しかったのか?「春にして君を離れ」

ミステリーの女王との呼び名がある女流小説家アガサ・クリスティーは、ミステリー要素のない作品も発表しています。今回ご紹介する本「春にして君を離れ」は、アガサ・クリスティーの非ミステリー小説です。

一人の女性が旅先の宿舎で人生を振り返るというシンプルな内容。

ミステリーの女王が推理も事件もない小説を書いて面白いのか?

著者の名前を知っていると非ミステリー小説の作品の出来に、若干の疑問と不安を持ってしまう。「春にして君を離れ」を読み始めれば疑問も不安も消し飛び、物語の面白さにすぐに虜になります。

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青年が異界の夜市で買い戻したかったのは…幻想ホラーの名作「夜市」

怖い話系のネタに、時空がねじれ異界に迷い込むパターンがあります。自分たちが住む世界とは違う世界の存在は、心魅かれると同時に得体の知れない恐ろしさも感じる。

今回ご紹介する小説「夜市」は、異界の不思議さと怖さを幻想的に書いたホラー小説。自ら手放した大切なものを取り戻したい青年に誘われて、女性が異界の夜市に迷い込むお話です。非日常の世界に興味がある人は、読み出すと次第に物語の世界の没頭してしまうでしょう。

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異界に迷い込んだ少年はどう成長する?「夜宵」

人が去り静かに朽ちていくだけのゴーストタウンは、人ならざる者が潜んでいるのではという妄想を呼び起こします。人間の影が消えたゴーストタウンを舞台にした不思議なホラー小説、「夜宵」という作品を今回はご紹介したいと思います。

生身の人はいないはずの異界のゴーストタウンに迷い込んだ少年の成長を記した作品で、幻想的な美しい光景とともに猟奇的な要素が隠されたダークな世界観となっています。

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人食いカニさんの結末が涙を誘うホラー小説「かにみそ」

人の恐怖心をあおるホラー小説の定番の方法に、人間が化け物に食べられてしまう流れがあります。同じ種族の人間が喰われるのはグロくて、見ていてゾクゾク背筋が冷えますね。

人食いホラーは生理的嫌悪感が湧き上がりますが、それと一緒に切なさがこみ上げる不思議な読後感のある人食いホラー小説が日本には存在します。

今回ご紹介したい本は、「かにみそ」という小説です。人が食べられる血生臭い展開の後に、切ないラストが待ち受けています。

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平野夢明さんの紡ぐ江戸の闇に潜む怖いお話「大江戸怪談草紙 井戸端婢子」

ホラーやミステリーの分野で近年高い評価を受けている作家・平野夢明さんは、実話怪談シリーズ「超怖い話」の編者としての経歴があります。

平野夢明さんが書く実話怪談は、現代が舞台で狂気・グロテスクな話が多いのですが、今回ご紹介したい本「大江戸怪談草紙 井戸端婢子」は、作者が江戸時代の怪談をまとめた異色作となります。

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